医学

精神科実習や研修で感じた「精神科を偏見なく受診できる世の中にしたい」

前回の記事で低学年こそ病院実習へ行ったほうがいいよということを書きました。

今回はその時に少し触れた精神科のことについてです。

前回の記事はこちら

今回の記事では実習で感じたことを書きます。

今回の記事はこんな人にオススメ!

  • 精神科に行く人ってやばいよねって思っている方
  • 自分は精神病にかからないと思っている方
  • この記事を開いてくれた方全員

皆さんが少しでも精神科について興味を持っていただけたらなと思っています。

偏見?何が問題なの?受診できない問題は何?

思春期の子供

親がプライドを気にして辛い、苦しい思いをしている子供が助けを求められない。自分もそうでしたが思春期の頃は気持ち、体の変化が大きいです。その為成長などがきっかけで体のバランスが崩れてしまったり、引きこもってしまったりという事があります。そんな時、親御さんの理解を得られなければ孤独です。家の中で引きこもってネットの世界に入るしかなくなってしまうのです。

そんな時精神科に受診する事ができれば、助けを求められたら味方が0→1になる可能性はあります。

精神病にかかっていることで内科的治療や外科的治療を受けにくくなってしまう。

この前参加した研修会で精神科のことについて色々知りました。1番驚いた事が精神病を持っている患者さんは一般的な病院で外科、内科的治療を受けるのは難しいという事。断られる事がかなり多いらしいです。

自分が医師で、もし実習でいろいろな患者さんと触れ合っていなければ自分も受け入れることはしないでしょう。

いくら正論といっても先入観には敵いません。そのため、発信したがりの自分のような人間が先入観を少しでも変えられたらなと思っています。

精神科を偏見なしに受診できる世の中にしたい!

なに学生がそんな偉そうなこと言っているんだい?と思う方もいらっしゃると思います。

学生だからこそ言うのです。何も知らないからなんでもできると思っているんですね。夢は大きく「思うは招く by 植村 努」

そんな言葉もあるので言わせてください。

精神科を偏見なしに受診できる世の中にしたい!

ゆうごには何ができるんだい?

今は大学1年生がやっと終わったと言うことで9月から基礎医学が始まります。そのため今の自分には医療知識はゼロです。そんな僕に今できることはなんだろうと考えると以下のことが出てきました。

  • 医学を学ぶ!と言う人ではなく、一般人の目線で患者さんと接することができる。
  • 不登校、引きこもりの経験を持っているので精神患者さんにより近い気持ちになれるのでは!?

一般人の偏見を無くすだけであればこれだけのことができれば良いですよね。ただ、この前の研修会へ参加して医師からも精神科にある程度の偏見があるということらしいのでそれも無くしたいと思っています。

そのために今後はこれらをやらなければいけない?

  • 医学知識を身につけながら病院実習へ参加する

学年が上がるごとに医療知識は増えていきます。そのため、医療従事者に近い目で患者さんをみることも可能なのではと思っているので学年が上がるごとに精神科へ実習へ行き発信することでお医者さんの偏見がなくなればいいなと思っています。

では、今できることをこれから先は書いていきますね。

精神科ってそもそも何やるところ?

まずは、精神科って何やるところなの?と言うことをお伝えしないといけないだろうなと思います。

どんな病気を扱うの?

アルツハイマー病血管性認知症レビー小体型認知症せん妄アルコール中毒カフェイン中毒麻薬中毒統合失調症うつ病パニック障害自閉症アスペルガー症候群PTSD

ADHD双極性障害強迫性障害適応障害解離性障害摂食障害睡眠障害性同一性障害知的障害発達障害チック障害薬物中毒依存症アルコール依存症ギャンブル依存症パーソナリティー障害ひきこもり愛情遮断症候群過食症学習障害器質性精神障害急性ストレス障害拒食症自閉症スペクトラム産褥精神病術後精神病症状性精神障害心気症前頭側頭型認知症認知症薬物依存症離人症性障害老年期うつ病老年期精神病トゥレット症候群不安神経症薬物依存

https://medicalnote.jp/diseases/departments/精神科

想像していたものよりも多いのではないでしょうか。ひきこもりも病気なのかということを自分は今知りました。

心療内科とは何が違う?

心療内科とは

「心療内科」は心理的な要因で身体の症状(胃潰瘍、気管支ぜんそくなど)が現れる、いわゆる「心身症」を主な対象としています。

しかし、「心療内科」と看板に書いてあっても、実際にはこころの病気を診ている医療機関がたくさんあります。ただし、こころの病気を全て診るわけではなく、軽い「うつ病」や「神経症性障害」など一部のこころの病気しか診ないところもあります。

厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/3_01_02choice.html

精神科とは

「精神科」、「神経科」、「精神神経科」は同じものです。どれかが書いてある場合や、併記してある場合は、「うつ病」「統合失調症」「神経症性障害」などのこころの病気を診ている、精神科の医療機関と考えて間違いありません。

厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/3_01_02choice.html

噛み砕くと

なるほど、よくわからんと言う方もいらっしゃると思うので簡単にお伝えすると、精神科は心の問題。心療内科は心の問題からくる体の異変をみるという違いがわかりやすいかと思います。

精神患者さんのイメージは?

精神科のイメージってどんなものでしょうか?

病室と呼ばれる鉄格子の部屋に拘束されているイメージや、薬で眠らされている患者さんしかいないと思っている人が多いのではないかなと思います。

もちろんそのようなこともあります。しかし、そのような患者さんだらけではなく、クラスに1人はいるような少し個性的な方や見ているだけでは何も違和感はない人などもいます。

自分からは個性的の人としか見えなかったり、普通の人じゃない?と思う人も多かったです。

彼らの大変だなと思うことは僕らからは普通、あるいは個性的としか見えません。何が辛くて、どう辛いのかは言ってもらわないとわからないです。

もしかしたら検査で異変は見つかるかもしれません、しかし見つからないことだってあるのです。

また、数値上の異変であり、周りの人からは何も気づくことはできないのです。

実習として参加する自分が患者さんと接するときだって何が辛いのかはわからないんですから、周りの人がわからないのは当然と言ったら当然なのかもしれません。

その為打ち明けられた事があるという方がいましたら、その方は辛く苦しい思いをしているという事を頭の片隅にでもおいてもらえたらなと思います。

精神病になる可能性は誰にでもある

平成23年に精神疾患として医療機関にいかれた方は330万人となっています。(参考:厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/data.html)中でも近年著しく増加しているものがうつ病や認知症です。高齢化社会の日本なので認知症が増えるのは納得いきます。また、ストレス社会の日本だからうつ病が増えてい流のも納得がいきます。

うつ病になる原因はいろいろあり、まだまだわからない事が多いですが、わかっている事がこれら。

性格:生真面目、完璧主義、責任感が強い、社交的で明るく活発と寂しがり屋の面など

きっかけ:身体的疲労、精神的打撃、経済問題、家庭内のトラブルなど

(参考:MSD製薬https://www.msd.co.jp/healthcare/depression/depression/about/home_4.xhtml)

どうでしょうか、読者の皆さんもどれか一つは心当たりがあるのではないでしょうか?ということはですよ、みなさんも他人事ではないのです。

もしかしたら自分がかかるかもしれない、万一の為にも精神科に偏見を持つのではなく元気な時から少しだけでも知って置くと良いかもしれません。

メンタルドクターのshidow先生はかなりTwitterでも頻繁にバズっているのでご存知の方がいるかもしれません。とてもわかりやすいのでオススメです。

最近はお医者さんyoutuberなども増えているので情報には触れやすくなっているとは思うので興味があれば見て見てください。

精神科の認知度を上げれば必然的に偏見は無くなるんじゃないかな?

偏見というのは文字の通り、偏った味方なのです。そのため何をやっているのかがわかれば今までよりは偏見が少なくなるのではないかと思っています。

精神科は先ほども書いたようにこころを診る診療科なので思春期の中高生などがスムーズに診療できるのが理想なのではないかと思っています。

そのためにできる簡単なことは学校の配布物に子供110番のチラシような紙を精神科でも作って配布してもらう。費用的に無理であれば、保健室、職員室の前の掲示板に精神科のポスターを貼る。そのほか、学校にいる相談室先生には近くの精神科病院受診を進めるなどのことをすれば少しは偏見がなくなるのかなと思います。

より身近な存在にしてあげる事が良いと考えています。

最後に

精神科に対する偏見をなくしたい!と言って書き始めた記事ですが、1回ではなかなか書ききることもできませんし、知識不足な面もあるので今後も長期休みのたびに病院で実習をして気付いたことなどをツィッターやらブログやらにあげようと思っています。

この記事で皆さんの精神科に対する興味が少しでも上がれば幸いです。

こんなに長い記事を最後までありがとうございました。

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北京の大学に在学している医療系大学生が日々効率を追求して生きているのでその内容や、思ったことなどを色々発信していきます。